田中建設工業株式会社

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保塚町計画新築工事No.9『中間検査』無事完了しました

真夏日の暑さの中、本日保塚町の現場では「中間検査」が行われました。

 

中間検査とは
建物が完成してしまうと、外から目視では確認できなくなる箇所があります。阪神淡路大震災では、この箇所の施工不備による建物被害が多かったことから、施工途中での検査の重要性が改めて認識されました。

これを受けて、安全な建物の実現と質の向上を図るために「中間検査制度」を設けた改正建築基準法が平成11年5月1日から施行されました。さらに平成19年6月20日施行の建築基準法改正により、新しい中間検査特定工程が定められました。

建築物を新築する際の中間工程のことを「特定工程」といい、この特定工程が終了した時点での検査が義務付けられています。中間検査に合格しなければ次の工程に進むことができません。

 

建築基準法で定められている「対象建築物」は、階数が3以上である共同住宅の床及び梁に鉄筋を配置する工事の工程を有する建築物で、「特定工程」は、2階の床及びこれを支持するはりに鉄筋を配置する工事の工程を指します。

 

建物が申請内容に適合し、設計図書どおりに施工されていることが確認できたら、「中間検査合格証」が交付されます。その後、「後続工程」である2階の床及びこれを支持する梁に配置された鉄筋をコンクリートその他これに類するもので覆う工事の工程に進むことができます。

 

現場に指定確認検査機関の検査担当が到着し、設計監理者も立ち合いのもと、緊張感のある検査が進んでいきます。

検査は無事合格!次の工程に進みます。