田中建設工業株式会社

BLOG現場ブログ

保木間4丁目計画新築工事-No.8 軽量鉄骨壁下地・軽量鉄骨天井下地工事

保木間の現場では、内装・外装工事が進んでいます。
今回はその様子の中から「軽量鉄骨壁下地・軽量鉄骨天井下地」をご紹介します。
内装工事では外壁面や天井(屋根面)の断熱材のウレタン吹付作業が終わり、軽量鉄骨下地工事が進んでいます。

軽量鉄骨下地工事とは

事前準備として、レイアウト図(間仕切りライン)に沿って墨出し作業(床と天井に印をつけること)を行います。ここで最終の微調整などを行い、床、天井と軽鉄材で骨組みしていきます。この壁と天井の骨組みを組立てる作業を軽量鉄骨下地工事と言います。

 

コンクリート造やALCの躯体に壁や天井、間仕切りなどを設ける際、かつて使われていた木材から規格化された鋼材が用いられるようになり、それを軽天と呼ぶようになりました。軽鉄(軽量鉄骨材)、LGS(Light Gauge Steel:ライトゲージスチール)と呼ぶこともありますが、すべて同じものを指します。

 

軽量の鉄骨で天井までの壁を立てる工事、また天井面の仕上げ下地を組む工事ということです。

 

軽量鉄骨下地工事で用いる材料は、厚さ0.5mm程度の鋼材です。薄く軽量で切断や穴開けなどの加工が容易な材料となっています。従来、店舗や事務所工事で使われることが多かったのですが、近年では一般住宅でも用いられるようになってきました。

 

LGSは、木材に比べ、鋼製であることから耐火性に優れており、湿気や乾燥にコンディションを左右されないので、正確な施工を行いやすく、屋内で使用する場合は耐久性も高いです。また、軽量で加工しやすいことから工期の短縮もしやすく、品質が均一で安定した供給が可能であり、工事コストを抑えやすいというメリットもあります。

 

作業は、順調に進んでいます。