田中建設工業株式会社

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南麻布5丁目計画新築工事、進捗状況

こんにちは。
関東甲信地方の梅雨入りが発表され、不安定なお天気が続きますね。

さて、こちらは港区南麻布の現場です。
本物件は弊社における設計・施工案件で、鉄筋コンクリート造4階建ての教会及び教職舎となっています。

工事は順調に進んでおります。
足場解体の前に、屋根の仕上がりを見せてもらいました。

建物外壁には、木目調タイルと左官による塗り壁を合わせ、麻布地域にふさわしいデザインをご提案しました。

塗り壁とは
下地の上に土などの素材を、荒塗り、中塗り、上塗りと何層にも塗って仕上げた壁です。最後の「上塗り」を土で仕上げたものが「土壁」、漆喰で仕上げたものが「漆喰壁」と呼ばれます。水、土、植物など身近な天然素材を原料とする伝統的な手法として、永く愛されてきました。
塗り壁には調湿機能があり、四季で気候が変わり、通年湿気が多い日本の風土に合っています。また、自然素材と職人の手仕事から生まれる、味わい深い表情があるのも特徴です。使われるのは天然素材なので使い終わった後も、有害物質を出さず地球にやさしいといえます。

塗り壁には上記のような特徴があるほか、素材によっては、人にやさしく、シックハウス症候群の原因となる物質やニオイを吸着するものもあり、近年、改めて注目されています。

今回外壁仕上げ材に使用しているユニプラルライムは、国産石灰を配合した外装にも使用できる漆喰で、透明感のある柔らかな質感の左官壁としております。
見た目にも、おしゃれな作りですね!

現場は7月末の竣工検査に向け、ラストスパートに入っています。