保塚町の現場では、杭工事がスタートしました。
杭工事は今回、鋼管杭が採用されました。工場にて製造されるため、精度・強度ともに比較的安定しており現場での施工期間も短縮できます。
はじめに「試験杭」といって本杭施工に先立って、杭の施工手順や地盤調査結果と整合するかを確認する為の杭で、施工者・設計者が立ち合いの元、慎重に調整しながら作業を進めます。
現場に杭が搬入されてきました。
よく見ると杭の先端に螺旋状の羽根があります。これによって、回転圧入により杭の沈設を行っていきます。
いよいよスタートです!
杭が垂直に地面に入っていることを細かく確認していきます。
1本目の杭が入ったら、2本目を溶接連結していきます。
溶接前にもしっかりと連結部を確認。
そして溶接。
このように2本の杭が連結されました。
この作業が、予定の杭の長さに到達するまで繰り返されます。
順調に30m近くまで進みました。
杭は予定通りの深さで無事強い地盤層(支持層)に到達しました。
3日間の作業で無事全ての杭工事を終了しました。